アラビア語の不思議

中東・北アフリカを中心に、20ヶ国以上で話されているアラビア語 。アラビア語には、「フスハー」と「アーンミーヤ」がありますが、 フスハーとは正則アラビア語のことで、これはアラビア語の標準語みたいなもので、アラブ諸国で共通に通じるものです。 「アーンミーヤ」は使われる国や地域で異なる方言アラビア語を指します。

アラビア語には語根というものがあります。この「語根」というのは、アラビア語の単語を形作る上での基本単位のようなものです。アラビア語の単語は、その中に一定の並び順を保つ3つないしは4つの語根を含んでいます。どのアルファベットがどのような順番で並んでいるかによって、その語根の集まりは特定の概念・行為を示します。

例えば、「k→t→b」という順番で並んでいる語根の集合があったとします。この場合、これら語根の集まりは「書く」という行為を示すわけです。

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アラブとはどこからどこまで?

アラブ人というのは、もともとは「アラビア語をしゃべる人」という意味で、現在もアラビア語を母語とする人一般を指します。

アラブ地域は、古くはローマ帝国、その後はアッバース朝やオスマン帝国など、統一王朝が存在した地域でもありました。それが西欧の植民地化されていく中で、20世紀初頭から1967年まで、「アラブの統一」や「アラブ・ナショナリズム」の高揚があり、アラブが団結して帝国主義を廃し、独立を達成しようという政治目的のために「アラブ」という概念は用いられてきました。しかし、1967年の第3次中東戦争の敗北によって、アラブ・ナショナリズムはイスラエルの前に敗北し、これ以降はパレスチナ人など、各国の国単位でのナショナリズムが定着するようになりました。

現在もアラブ連盟という、アラブの統一を掲げた国際機構がありますが、実際はほとんど機能していません。ただ、ここに加盟している国を便宜的にアラブの国と呼ぶのが妥当だと思います。もちろんジブチやソマリア、コモロなどをアラブと呼んでいいのかは賛否両論あるところですが・・・ちなみにトルコとイラン、アフガンや中央アジア諸国はアラブではありませんので気をつけてください。

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2009年3月26日|

カテゴリー:アラビア